TIPS壁紙豆知識

TIPS#1壁紙の歴史

壁紙は紙製の内装仕上げ材としてヨーロッパで作られ始めました。
文献上は8世紀頃から紙にデザインされた模様を印刷したものを文房具や壁面に貼るという行為が記録されています。
これが普及するためには製紙技術と印刷術の進歩が必要でした。
16世紀からは印刷された内装仕上げ材として壁紙がヨーロッパ主要国で広く普及しております。

日本では、紙を加工する文化は中国から伝わりましたが、わが国では屏風、襖、障子などの装飾材として発達しました。壁面に張られたことが分かっているものは17世紀の茶室の腰張り(塗り仕上げの表面の砂などが落ちないように腰壁に貼った和紙)として現存しています。

戦後の壁紙は、東京オリンピック時のホテル建設ラッシュによる需要がきっかけとなり、住宅公団や住宅に使用され、普及しました。
現在では紙、繊維、塩ビ(その他プラスチック)、無機質などを素材とする「壁紙」が多く生産されています。

※日本壁装協会HP抜粋

TIPS#2こんな時どうしたらいい?

汚れが付いちゃった!

■ 一般ビニル壁紙の場合
食べ物などの汚れは、すぐにかたく絞ったスポンジやタオルで汚れを吸い取るように拭き取りましょう。
落ちにくいときは家庭用の中性洗剤を使うと効果的!

■ フィルム汚れ防止壁紙の場合
日常の汚れは、かたく絞ったスポンジやタオルで水拭きしてください。
落ちにくい場合は中性洗剤や消毒用アルコールをご使用ください。

※強い洗剤やシンナーなどの有機溶剤は、変色や表面破損の原因になりますので使用しないでください。
※洗剤を使用した時は、壁紙表面に残ると変色の原因になります。真水かぬるま湯につけて固く絞った布でしっかり拭き取りましょう。

壁紙が剥がれてきちゃった!

部分的な剥がれの場合は、まず、下地のゴミやホコリ汚れ、古い糊をキレイに取りましょう。
剥がれた壁紙の裏に文具用の糊や木工用ボンドをはみ出さないように塗布して十分に圧着しましょう。
はみ出してしまった時は、真水かぬるま湯につけて固く絞った布を使い、しっかり拭き取ってください。
経時変化により壁紙が硬化している場合は、部分的な補修では対応ができないため、貼り替えをおすすめします。

TIPS#3Let's Do It Yourself !

最近では女性でも取り組む人が増えているDIY。
自分好みの空間にセルフリフォームできるのが魅力です。

[photo.1] 企画・開発部の課長宅
シンプルなトイレからカリフォルニアスタイルにDIY!

[photo.2] トーエイの工場内
木目の壁紙を貼って冷たい雰囲気もナチュラルに。整理整頓されたキレイな職場で、仕事の効率アップ!

[photo.2] 企画室入り口
身だしなみもバッチリ!
笑顔で一日スタート!

DIY/イメージ画像